
今年は何も形になることをしていないなあ。
何か資格でも取っておくか~。
で、食品衛生責任者を取ってみた。
チャレンジした理由は3つ。
- 2017年にフォークリフトの資格を
取らされて取って以降、1つも資格を増やしていないわ… - 将来的に、ブックカフェを開業したいんだけど必要らしい
- マメに自炊をしているので(誰か褒めて~)、食品管理の知識をつけて損はないか~
というわけで、広島市の保健所が主催している食品衛生責任者講習に参加してきた。
食品衛生責任者とは
一言で言うと、食品の衛生に責任を持つ人だ。
まんまやん。漢字ってホント便利ね。
飲食店を開業するにあたって仕込みをすることになるわけだが、毎日すべての食材が出尽くすわけではない。
残った食材(あるいは食品)を保管・保存する必要があるわけで、その際に気をつけるべきことを教わるのがこの講習だ。
食品衛生責任者の講習会に参加する方法
参加方法は至って簡単。
自分の住んでいる都道府県・市町村のワードを入れて、ググってみましょう。
私であれば、
「食品衛生責任者 広島」
と検索すると、広島市の食品衛生責任者の講習会の詳細が載ったサイトが表示されました。
で、そのサイトに飛んで実施日程を確認。
自分が参加できる日程を探して、あとは日程予約サイトから予約するだけ。
簡単!
講習会当日に向けて、特に準備することはなし。
講習会で使う教材・資料も当日の受付にて、料金の支払いと引き換えに手渡されます。
ちなみに、広島市は7,600円でした。(2021年1月現在)
講習会の雰囲気
なかなかに殺伐としていた。
年齢層としては、孔子(講師)曰く「今日は割とワカメ(若め)だ」ったらしいが、僕個人の肌感だと40~50代が最も多いボリューム層で、60代以上>20~30代という印象。
ちなみになぜ平日の今日に僕は出席できたのかと言うと、今日が28歳の誕生日だったからだ。
僕は誕生日には、絶対に仕事をしないと決めている。ので、今日は呑気に有休を取っていたのである。
講習会の内容で印象に残ったこと
孔子曰く、
- マジでちゃんと手を洗え。
- オシャレ気取って鶏肉を生で出すな。
この2つについて、とにかく「単純だけど笑い事では済まされない」と語気を強めて僕らに言い聞かせていたので、この印象しか残っていない。
講義の中では数々の細菌やウイルスについて学んだが、結局それを防ぐには手を洗うことがとにかく大事とのこと。
てなわけで、幼稚園児がやるような手の洗い方講座をなんと10回以上繰り返しやらされるハメに。
また、最近は鶏肉のたたきなんかが流行っているが、鶏肉にはカンピロバクターという細菌がうじゃうじゃ生息していて、それらが頑張ることで食した者は腹痛はもちろん、最悪の場合ギランバレー症候群を引き起こして寝たきりになった方もいるとのこと。
結果その方に迷惑をかけたお店は裁判で敗訴し、多額の賠償金の支払いを課されたようで。
「これから居酒屋で生の鶏肉を出そうと考えている人は、そのような覚悟を持った上で最後まで責任を全うできるのであればどうぞ」
と、これまでたたきをたべたことのある僕も真っ青な煽りで講座が終わった。
そりゃあ、印象に残らないわけないわなあ。
講師が面白かったおかげで、6時間以上拘束される講座ではあったものの、個人的には非常に楽しめた。
たぶん講師によるんだろうけど、僕としては学んで損はない内容だったのでおすすめということで。
講習会の参加を終えると
講習会を終えて、1ヶ月ほどで認定証とプレートが届きました!
よし、これで30名未満の規模の飲食店を開くことができるぅ。ブックカフェ開業の道も、一歩ずつ進んでやす。