Posted on: 2023年2月22日 Posted by: まつを Comments: 0

 

 

昨日、定時後に社内の有志の研修に参加してきました。

今回の有志の研修には、僕を含め普段からいつも同じプロジェクトで動いているメンバーのみが集まったのですが、研修の実施者としてはそれが少し不満な様子でした。

「もっと他プロジェクトや他の課の人たちにも参加してほしい」

というのが、実施者の本音だったように思います。

 

どうすれば、もっと多くの社員が参加してくれたんですかね?

 

その実施者は

  1. 中途の入社1年目
  2. 広告業界や自営業などの経験がある
  3. ゆえに自主的に学ぶ姿勢がある
  4. とはいえ他のプロジェクトや他の部署との繋がりが薄そう

 

個人的には、1のために4の状況ではあるのは仕方ないが、ここを打破しない限りは研修の参加者を増やすことができないのではないかと思います。

というのも、我々は「誰この人?」が開催する研修に、わざわざ参加するほど優しくはない(暇ではない)からです。

いくらチャットツール上で周知したとしても、実施者についての情報であったり、つながりであったりがない状態で、参加することは望めないのではないでしょうか。

 

さて、では実施者はどうすべきなのか。

それは、自ら他のプロジェクト・課の人たちと積極的に繋がる機会を作りにいくことです。

先ほど言いましたが、我々は「誰この人?」状態だと、その人の活動に共感して参画することは一切ありません。逆に言えば、「この人はなるほどね」と人となりを理解して、「ちょっと気になるかも」という気になれば来てもらうためのフェーズを一段上げることができます。

 

よく”足で稼ぐ”とは言いますが、オンライン上で足を稼ぐことでも良いかもしれませんね。

色々な人と積極的にコミュニケーションを取って、自分は社内でどのような取り組みをしたいか、そのために人を集めていて、なんならその集まらない悩みを相談しても良いかもしれませんね。

そういった話ができるようになったところで、「研修に行ってみようかな?」という誘導がやっとできるようになるのです。

今回の研修で参加していた僕を含めた5人も、普段から実施者と一緒にプロジェクトに取り組んでいて、頑張っている姿だったり「こうしたい!」という思いだったりを近くで見ているからこそ、今回の研修も半ば応援の意味を込めて参加しています。

 

正直、付き合い程度に参加してみたものの、内容がかなり良くて個人的には「また参加したい!」と思えるものでした。

実はここにも実施者が参加者を増やすための大事なポイントがあって、実際に参加してメリットを感じてもらった人に、口コミを広げてもらうことも”これから”参加者を増やすために大事なことになってきます。

先ほどまで、僕は”実施者が”参加者を増やすためにできることを述べてきましたが、ここでは”参加者が”更なる参加者を増やすために実施者ができることになります。

難しいのが、参加者ができることではあるのですが、参加者が行動を起こすためにはやはり実施者がその行動を誘因しなければなりません。

それは、コンテンツ(今回であれば研修)のクオリティを高めることです。

Contents is king.

by Bill Gates

という言葉が示す通り、今回の話はマーケティング的な内容ではありますが、結局のところいくらマーケティングを頑張ったとしても、コンテンツがポンコツであったら新規の参加者は獲得できても、リピーターを引き込むことはできません。

そのため、参加者に口コミを広めてもらうためにも、実施者は引き続きコンテンツのクオリティを高めることも、参加者を増やすために重要な手段と言えます。

 

 

まとめると、実施者が有志の研修の参加者を増やすためには

  1. まだ知り合っていない社内の人と積極的に繋がって自分自身を知ってもらう
  2. 参加者が思わず唸るような研修内容をつくる

の2つが重要になるかと思います。