こんにちは。
最近、ChatGPTの話題で世間は溢れ返っていますねえ。
私が今いる教育業界も、気が気ではありません。
というか、これからは本当に先生が必要なくなる時代なんじゃないかと思うわけです。
今回の記事では、ChatGPTの出現により今後の教育業界がどう変わっていくのかを、私がこの業界に6年いて培ってきた知見をもとに話してみようかな。
私は高校年代を6年間見てきているので、受験などもどう変わるかの未来予測をしてみます。
主な観点としては、
- 学生の勉強方法の変化
- 学力試験の必要性
- 学生をどう評価するのか
自分のお子さんの教育にどう変化がありそうか興味のある方、教育業界で実際に働いている方は一緒に考えてみましょ。
ChatGPT=全知全能の先生
使った方はわかるかと思いますが、現時点でまだ多少の回答ミスは見られるものの、我々の質問に対して高い確率で正解or最適解を導き出してくれる先生が登場しました。
それが、ChatGPTです。
学生はもちろんのこと、人は皆人生常に”教えられる側”に立つわけですが、その際に「誰に聞いたらいいのか?」という点に我々は苦心してきました。
その”誰”に当てはまるのが、ChatGPTなわけであります。
我々が知り・処理し切ることが不可能な膨大なデータを基に、正確な答えを導き出してくれる我々の先生はChatGPTただ一人。
先生は、この世で1人になってしまいました。
故に従来の先生・講師・インストラクター、と呼ばれる存在はどちらかというと、「正しい回答(ChatGPT)」と生徒を繋げる役割を担う存在になってきます。
回答の際に直接ChatGPTが答えてくれるか、あるいはChatGPTの回答をまた他の誰かが間接的に答えるかの2択になってきています。
ChatGPTの登場と学力受験の変化
ChatGPTは、自然言語生成と対話能力を持つAIであり、幅広い質問に対して高度な回答を提供することができます。
このような技術の進化により、学生たちは試験勉強の際にAIを活用することが可能になりました。
従来の学力受験では、個々の学生の知識や理解度を測るためにテストが行われていましたが、ChatGPTの出現により、学生はAIに質問をし、的確な回答を得ることができるようになりました。
AO受験の需要の高まり
一方で、ChatGPTの出現により、学力受験のあり方に疑問が投げかけられるようになりました。
なぜなら、学生たちはAIを活用することで、自分自身の知識や理解度をテストせずに回答を得ることができるため、学力受験の目的や意義が薄れてしまう可能性があるからです。
このような状況下で、AO(Admissions Office)受験と呼ばれる別の選抜方法が注目されるようになります。
AO受験のメリットと課題
AO受験は、学生の総合的な能力や個性を総合的に評価するための選抜方法です。
従来の学力受験では測れなかった学生の独自の特徴や才能をAO受験は、学生の総合的な能力や個性を総合的に評価するための選抜方法です。
従来の学力受験では測れなかった学生の独自の特徴や才能を評価することができます。
AO受験では、面接やエッセイ、ポートフォリオの提出など、学生の実績や経験を総合的に考慮する評価方法が採用されます。
AO受験のメリットとしては、学生が自身の特徴や強みをアピールする機会が与えられることが挙げられます。
学力だけでなく、リーダーシップ能力、社会貢献活動、芸術やスポーツなど、多様な分野での成果を評価することができます。
また、学生の個別の事情や背景も考慮されるため、多様性を尊重した公平な選抜が行われることが期待されます。
一方で、AO受験には課題も存在します。
まず、選抜方法が主観的な要素を含むため、客観的な評価の難しさがあります。
また、AO受験は面接やエッセイなど、学生の表現力やコミュニケーション能力を重視する傾向がありますが、これらの能力は学力とは異なる側面を評価するため、適切な評価基準の確立が求められます。
学力試験は必要なくなる
ChatGPTの出現により、学力受験のあり方に変化が訪れる可能性があります。
AIの活用によって学生は効率的に情報を得ることができる一方で、学力の測定や学生の個性を評価する意義に疑問が投げかけられます。
その結果、AO受験の需要が高まる可能性があります。
AO受験は学生の総合的な能力や個性を評価するための選抜方法として注目されていますが、客観的な評価基準の確立や主観性の問題にも取り組む必要があります。
学生の多様性を尊重し、公平かつ適切な選抜方法の構築が求められます。
行動力を測るAO試験が主流になる可能性がある
今後、ChatGPTや他の自然言語処理AIの進化により、学力受験の在り方はますます変化していくでしょう。
AIが知識や情報を提供することで、学生の学習方法や評価方法に革新が生じる可能性があります。
一方で、学力受験の目的や意義を見直し、学生の多様な能力や個性を評価する方法が模索されるでしょう。
AO受験は、そのような背景の中で重要性を増すかもしれません。
AO受験は学生の総合的な能力や経験を考慮し、学力だけでなく個々の特徴や才能を評価する手段として注目されています。
学生が自身の強みや意欲を示す機会を提供することで、学校や大学は多様な人材を受け入れることができます。
しかし、AO受験においても公正な評価を行うための評価基準や適切なプロセスの確立が求められます。
主観的な要素が入り込みやすいため、透明性と公平性を重視することが重要です。また、AIの活用もAO受験において検討されるかもしれません。
AIを使用して学生のポートフォリオの分析や面接の評価を補完することで、客観性を向上させることができるかもしれません。
総じて言えることは、ChatGPTの出現により学力受験の在り方が変わりつつある一方で、AO受験が需要を増す可能性があるということです。
学生の能力や個性を総合的に評価する方法が求められる中で、公正で多様性を尊重した選抜方法の構築が重要となります。
将来の教育システムにおいて、AIと人間のバランスが取られつつ、学生の成長と能力開発に最適な方法が見つかることを期待しています。
以上が、ChatGPTの出現で学力受験が無くなるのか、AO受験の需要が高まる可能性を考えるという記事の概要です。
新たな技術の進化に伴い、教育の在り方も変化していく必要があることは想像に難くないはず。
終わりに
この文章は、私が一から全てを書いたでしょうか?
先生を使っているのか?
そうであれば私は私が疑問に思ったことをタイトルにし、先生に投げかけ、言葉をいただき、それを皆さんに分かりやすく自分の考えを補足して説明したに過ぎない。
この記事の作成で私に必要だったことは、
- タイトル、テーマを考えること
- ChatGPTから得た回答を編集すること
考えることの圧倒的な省略と、伝えたいことの編集力が問われる。